トランジスタ取り付け完了!
画像上部に映っている小さなトランジスタは純正トランジスタです。
画像に映っているモーターは130クラスモーターです。
交換したトランジスタがいかに大きいか良く分かると思います。
ちなみに茶色の配線はアンテナ線です。
赤&黒の配線は増設用電池ボックスの配線です。
どつぼ嵌りました!
画像の通り、2SB1232/2SD1842を用いて施工しました。
そして動作確認おこないました。
1秒位は前進しますが、その後は動かなくなります。
休憩を取ると、また1秒位前進しますが結局止まります。
後進&ステアリングは正常に機能しています。
そのため、前進用トランジスタを2SA1744/2SC4552に交換しました。
ですが、全く動きません。
純正トランジスタのPDFファイルを信じず、
基板のパターンを見て、ベース・コレクタ・エミッタの足の確認をしました。
コレクターはモーターに、エミッタは電池ボックスに、向かっているのを確認。
なので、残りの足がベースという結論を出しました。
PNP・NPNの取り付け位置が逆になっていないかも確認。
2SA1273の位置に2SB1232、2SC3205の位置に2SD1842を確認。
現状、間違っていると思われる箇所は見つかりません。
「なぜ動かん!?分からん!!」
ひとまず、純正トランジスタに戻してみることにしました。
結果、純正トランジスタでも動きせんでした。
それぞれの足の電圧を調べてみることにしました。
正常な後進用トランジスタの場合。
電池=エネループ
エミッタ同士 5.23V
2SCエミッタ・2SAベース 4.70V
2SCベース・2SAエミッタ 4.72V
2SCベース・2SAベース 4.09V
前進時 0.00V
後進時 4.75V
異常な前進用トランジスタの場合。
電池=エネループ
エミッタ同士 5.21V
2SCエミッタ・2SAベース 4.68V
2SCベース・2SAエミッタ 4.71V
2SCベース・2SAベース 3.01V
前進時 0.00V
後進時 4.76V
この調査で分かったこと。
電圧を調べる時、片方にベースがあると約0.5V電圧が下がる。
両方ともベースの場合は1.1V下がる。
で、問題発生中の前進用トランジスタの場合は2.2V下がっていました。
もう完全に意味不明です。
経験上で述べるならトランジスタが故障してると思いますが、
3回交換して全てダメとも考えにくい、だが基板がダメとはもっと考えにくい。
なので、トランジスタ買い直しという案を選択しました。
トランジスタ到着まで1週間ほど待ち、トランジスタ交換再実行。 |