購入後の感想

HPI製 MINI RECON (ミニリーコン) の「購入後の感想」について紹介します。

ストリートジャムの轟魁と改造していると、HPI製ミニリーコンの存在が気になってきました。
(2台とも、1/18サイズシャーシです。) この2台、どのような差があるのか興味があり、

購入しちゃいました!
HPI製 MINI RECON (ミニリーコン) RTR 2.4GHz SQUAD ONEボディー 型番=HPI-105502
ミニリーコンと轟魁、2台所持してる方は少数だと思うので、
轟魁と比較しながら感想を述べたいと思います。

この頃、HPIは「黒色と橙色」に拘っていますね。
このようなボディ色を良く見かけます。

ボディの互換性について。
ミニリーコンと轟魁のボディポストの位置は若干異なるため、
ボディ未加工の場合は流用不可能です。

このプロポ、とても良い!
・2.4G仕様。
・非常に軽いです。
(ミニリーコンのプロポ=325g 轟魁のプロポ=380g ※電池はセットしていない状態です。) 
・持ちやすい。
・上部の取っ手がとても便利。
このプロポを使用するまでは「あ〜、取っ手が付いてるな〜。」という感じでした。
しかし、いざ使用すると大変便利なことに気づきました!
プロポを机から持ち上げる時や移動時にとても重宝しています!
ついでに付け加えると、受信機も小さい。(受信機型番=RF-40)

シャーシ上部から撮影。
標準仕様でフルベア&ボーフデフ仕様&オイルダンパーです。
モーターは370クラス仕様です。
(回転数=約4000KV←管理人調べなので鵜呑みにしないでくださいね。)
購入時の状態で、この豪華仕様です!凄いでしょう〜。

裏面です。
裏面から見ると、モーター剥き出しになっています。
管理人、これ苦手です。
モーターはよく冷えますが、管理人は無造作にシャーシを掴むので「熱っ!」と火傷しそうです。

↑ 左前から撮影 ↑
↓ 右後ろから撮影 ↓

轟魁と比較して、少し重厚感があります。
「サベージなどのノウハウがミニリーコンにも継承されている!」と思いたいです。←願望。

不思議な仕様@。(フロントバンパー編)
さて、これをご覧ください。
バッテリー未搭載の状態で、フロントバンパーを掴み持ち上げた状態です。
このようにフロントバンパーが非常に柔らかいです。
これで壁衝突時にフロント周辺を守れるのでしょうか?疑問です?
ちなみに轟魁のバンパーと互換性はありませんでした。

不思議な仕様A。(バッテリーカバー編)
次はこれをご覧ください。
バッテリーカバーのポストがネジです!
しかも、バッテリーカバーのポスト穴がネジ頭より若干小さいです。
そのため、バッテリーカバーは簡単に外れません。
なので、管理人はバッテリー交換時は毎回ネジを外して交換するものだと思ってました。
※ちなみに説明書にはバッテリー交換についての記載は一切ありません。

ユーチュブでミニリーコン購入開封動画を拝見すると、
ネジを外さず、強引に?バッテリーカバーを外していました。
管理人も真似して外してみようとしましたが外れません。
そのため、管理人がバッテリーカバーを外す場合、ネジを外すしか方法はありません。

管理人はバッテリー交換時、毎回ネジを外す作業なんてしたくありません。
なので対策として、
@バッテリーカバーを使用しない。
Aバッテリーカバーのポスト穴をネジ頭より大きく加工する。
の2つパターンができそうです。

速度測定。
「35キロ」出ました。
予想に速く、轟魁の購入時より3キロ速い結果になりました。

屋外走行の感想。
速度はPVどおり結構速いです!
予定通りの速度で満足度は高いです。
オイルダンパーも丁度良い硬さというか完璧です!

問題はタイヤです。
滑る!4WDシャーシなのに結構滑ります。
ストレートは問題ありませんが、クイックな曲がり方をすると滑ります。
速度に対して、若干グリップが足りていない感じです。

しかも、曲がってる最中はタイヤがたわんでいる感じだし・・・。
もしかして、インナースポンジは入っていない?
もしくはタイヤの扁平率が高いせい?
どちらにせよ、まったりしすぎて走行しにくいです。
ちょっと、ミニリーコンと轟魁のタイヤホイールをご覧ください。

同じ1/18シャーシですが、
タイヤはミニリーコンの方が少し大きく、ホイールは轟魁の方が大きいです。
ミニリーコン
タイヤの直径=60mm
ホイールの直径=38mm
轟魁
タイヤの直径=57mm(タイヤは結構減っている状態。)
ホイールの直径=41mm

ミニリーコンのタイヤは、扁平率が高く、柔軟性もあるため、
ジャンプ時などの衝撃を緩和しやすいと考えることができます。
デメリットとして、タイヤの柔軟性に比例してクイックに欠けるとも言えます。

管理人はアスファルト走行のみなので、
タイヤの扁平率&柔軟性を活かしきれてない状態になっています。
そのため、まだ確定ではありませんが「タイヤ交換しようかな」と考えています。

直進性について。
ミニリーコンの直進性は最初から結構良い感じです。
ちょっと「舵残り」が発生する時もありますが、標準的な直進性だと思います。
これ以上、サーボセイバーを固めると故障率に反映しそうなので、
全体のバランスとしては良いと思います。
管理人としては、故障率より直進性重視なので、もう少し硬いサーボセイバーの方が好みです。


管理人が感じたミニリーコンと轟魁の良い所&悪い所を上げてみました。
HPIミニリーコンの良い所
・購入時の状態で改造する箇所がほとんど無い位、完成度が高い!
・フルセットなので充電すれば即走行可能。
・パーツ1つ1つの品質が良い(轟魁が悪いというべきかな?)
・組み立ても丁寧。
・最初からフルベア&ボールデフ&オイルダンパー仕様。
・最初から直進性が良い!
・車体に安定感がある。(ブラシレスに向いてるような気がする。)

HPIミニリーコンの悪い所
・スペアパーツ代が平均的に高い!
・バッテリー交換にドライバー必須?
・フロントバンパーが柔らかすぎる。(バンパーとして意味がないような気がする。)
・ステアリングの切れ角が少ない。
・タイヤのグリップ力が低い。

ストリートジャム轟魁の良い所
・販売価格が安いので(激安時=3.980円)、コストパフォーマンスが良い。
・フルセットなので充電すれば即走行可能。
・購入時の状態で改造する箇所がほとんど無い位、完成度が高い!
・スペアパーツ代が安い。
・受信機とアンプは一体化&轟魁専用設計のため、シャーシにジャストフィット!
・最初からオイルダンパー仕様。
・ステアリングの切れ角が大きい。
・タイヤのグリップ力が高め。

ストリートジャムの轟魁の悪い所
・直進性が悪い。(購入時点では。)
・パーツ1つ1つの品質が少し悪い。
・組み立てが雑。(例=ネジがなめかけ寸前。最初から割れているパーツがあった。)
・スペアパーツの購入場所が限られている。(ネットショップの場合)
・サーボは、受信機アンプ一体化ユニットに固定するため、
 ブラシレス化を計る場合、サーボの固定方法を考える必要がある。

2つを全体的に比較した場合、
ストリートジャム轟魁は、一般的なホビラジを少し品質劣化させた感じです。
品質劣化に比例して価格も安いという感じです。
HPIミニリーコンは日本製のラジコンと同じ品質ですが、
なぜかシャーシの一部が不思議仕様となっています。
(管理人視点で述べるなら、不思議仕様は減点対象にしかなっていません。)

そして走行で述べるなら、
ミニリーコン=超低重心ハイスピードモントラシャーシ
轟魁=オンロードシャーシ
のようなイメージです。

操作性で述べるなら、
ミニリーコンは「まろやか操作」、
轟魁は「しゃきしゃき操作」
という感じです。
トラギー1/18サイズ同士であっても、「コンセプトが違う!」という感じがします。

ミニリーコンと轟魁のどちらが良いと聞かれたら?
購入時同士の場合なら、ミニリーコンに軍配が上がります。
速度は共にいい感じです。
後の決め手は直進性になります。
直進性勝負になった場合、直進性が悪かった購入時の轟魁では勝負になりません。
そのため、購入時同士ならミニリーコンの勝利です!

HPI製 MINI RECON (ミニリーコン) RTR 2.4GHz SQUAD ONEボディー 型番=HPI-105502

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