ワイドナー&トルクツイスト対策

Horizon Hobby ECX 1/18 Temper 4WD Rock Crawler Brushed RTR, Blue/Whiteの
「ワイドナー&トルクツイスト対策」について紹介します。

早速ですが、横転に悩んでいます。
クローラーシャーシと言えば、段差登りをするためのシャーシですよね?
ですが、段差登りをすると、結構頻繁に横転します。
まず、シャーシを真上から見た画像をご覧ください。
全長に対して、横幅が狭いと思いませんか?
まず、これが気になります。

それと、これをご覧ください。
壁に向かって前進を撮影した画像です。
シャーシが捻じれていますよね。

上から見た画像。
左フロントタイヤは壁にぴったり付いているのに対して、
右フロントタイヤはウイリーしてるかのように壁から結構離れています。
この現象をトルクツイストと言います。
シングルモーターで4WDで前後のパーツをリンクで繋いでいる構造のシャーシに
現れる現象です。

このトルクツイストは、
・傾斜が大きい坂
・前後進のスロットルを入れる。
・ステアの右に切る
上記3つの状態に比例して、より強烈なトルクツイストが発生します。

傾斜が大きい状態で、上記の行動をすると、
右フロントタイヤがウイリーして、バク転しながら転げ落ちていきます。

まず、横幅に対しての対策はこちら。
JunFac 2.2" Wheel widner (4) (Offset: +19mm) J51033
これで単純に横幅を増やします。
片側+19mm。両側で合計38mm増えます。
では取付ます。







あー、問題発生。
ホイールの中心穴が狭く、バレルナッツが通りませんw
ホイール中心穴の直径が約4mm、バレルナッツの直径が約5mm。
内側のハブの大きさには注意してたけど、まさかバレルナッツが通らないとは予想外w

ホイール穴の拡大加工します。
用意したのは、鉄工用5.0mmドリル。
「キュイン、キュイン、キュイン」
簡単に穴が拡大できました。


とりあえずフロント完成。
下記の画像は、フロントのみワイドナーを取り付けた画像です。
リアはノーマル状態。
(シルバーのサーボがあるほうがフロントです。)






分かりやすい位、横幅が増えました。
ただ、ドリル選びはちょっと失敗した感じになりました。
5oの穴では窮屈です。
ドリルは1.1倍の5.5oか、1.2倍の6.0oの方が良いかも!?

↑ フロントのみワイドナーの状態で、ボディを付けました。 ↑

↓ 前後ワイドナー取付完了 ↓


ビードロックホイールのアウターリングとワイドナーの色が近いため、
一体感があり、本当に綺麗!良い買い物だ。

※後日、穴の大きさを5.5oに拡大加工しました。
5.5o良い感じです。穴あけは5.5oをお勧めします!

次はトルクツイスト対策。
対策方法して、いくつか緩和させる方法があります。
今回は、サスペンションにスペーサーを入れて緩和させることにしました。
左リアサスペンションが沈んで、シャーシが捻じれるのなら、
沈まないようにスペーサーを取り付けるだけです。

ふと思ったのですが、
左リアサスペンションが沈むから、シャーシが捻じれてるのか?
それとも、右フロントタイヤが浮くから、シャーシが捻じれて、
左リアサスペンションが沈むのか?どちらなのだろう??

TEMPERに合うか分かりませんが、
タムテックギアのスペアパーツを購入しました。
Cリングを取り付けて、左リアのサスペンションを硬くします!


↓ 拡大 ↓


左リアサスペンションに取り付け完了。
現物合わせだったけど、問題なく付きました。

たった1つのCリングですが、
「おもいっきり捻じれる」状態から「まぁまぁ捻じれる」程度に
抑えることが出来ました。

もう1つCリング付けたら、かなり理想的な状態になりそう。
もう1つほしいな〜。

-------後日、追記-------

トルクツイストが気になるので、同じパーツを2つ購入しました。

一気に2つ付けて、合計3個体制です!
スプリングは少ししか縮まない感じで、凄く硬くなります。
若干トルクツイストは発生してますが、あまり気になりません。

デメリットは、スペーサーの入れすぎのため、通常時からスプリングがたわんでいます。
画像では、スプリングが真っすぐのように見えますが、実際は少したわんで曲がっています。

なので、合計2つバージョンも試しました。
たわみは解消。
でも、3つの状態と比較して、トルクツイストが凄く目立つ。

管理人は、3つのほうが好みなので、3つに戻しました。
これにて、スペーサー取付は終わります。

ラジコン改造工場に戻る