スプリング交換@

ウイリーキングの
「スプリング交換@」について紹介します。
現時点での問題点は、スタート発進時のトルクツイストです。よく観察すると、スタート発進時に右リアサスはフルバンプしています。どうやら、サスペンションが柔らかすぎるようです。そのため、ウイリーキングRTRキット付属のダンパー用スペーサーを取り付けてみることにしました。

↑ ダンパー用スペーサー取り付け前 ↑
その前に現状の車高チェック。
ダンパー用スペーサー取り付け前の高さ61mmでした。

↑ ダンパー用スペーサー ↑

↑ ダンパー用スペーサー取り付け後 ↑
ダンパー用スペーサーはサスにはめるだけなので20秒位で取り付けできます。
試験走行開始。スタート発進時のトルクツイストは少し軽減しました。しかし、あらたな問題発生!車高が上がりすぎ!

↑ ダンパー用スペーサー取り付け後 ↑
車高は69mmになりました。これは予想以上の高さです。
スペーサーを入れると高くなるのは当然ですが、スプリングは圧縮され、車高はそれほど上がらないだろうと思ってました。トルクツイストのことを考えなければ、もうちょっと下げたい位だったので、現在の車高は全然ダメです。とは言え、サスを硬くするということについては正解だったので他の方法を模索します。
ウイリーキング公式HPのオプションのページを閲覧すると、
「HPI製品 ショックスプリング14x80x1.1mm 17巻(イエロー/2pcs) 型番=6590」
「HPI製品 ショックスプリング14x80x1.1mm 16巻(ブラック/2pcs) 型番=6592」
「HPI製品 ショックスプリング14x80x1.1mm 15巻(ブルー/2pcs) 型番=6593」
「HPI製品 ショックスプリング14x80x1.1mm 14巻(パープル/2pcs)型番=6594」を見つけました。
そして、「HPI製 MT2」のオプションのページを閲覧すると、スプリングの説明が記載がありました。記載文章には「さまざまな路面にあわせたセッティングが可能となります。6590ミディアム/6593ハード/ 6594スーパーハード。」と説明があります。

管理人は考えました。
多分、現在ウイリーキングに付いているノーマルスプリングは色から推測すると、「型番=6592」のスプリングだと思います。もし、型番=6594(パープル)を取り付けたら、2巻き分ローダウンになる!?ローダウンの結果、サスのストロークも減少する。そして、スプリングが硬くなった分、さらにストローク減少。よって最終的に「トルクツイスト動作量低下に繋がる!?」と仮説を建てました。

と、いう訳で
HPI製品 ショックスプリング14x80x1.1mm 14巻(パープル/2pcs)型番=6594」を購入しました。
開封して、凄く驚いたことがあります。何気にスプリングの後ろに映ってる用紙には、なんとHPI製スプリング(ツーリング・ドリフト・バギー・モントラなど)約60本もの詳細データ(型番・長さ・横幅・スプリングレート)が記載されています。この用紙があれば、スプリング購入時の選定に大いに役立つでしょう!

スプリング交換完了。(ダンパー用スペーサーは外しました。)



まず、車高チェック。61mmです。車高に変化はありません。
巻き数が減っても、スプリングレートが上がったため、ローダウンできないということですね、納得!データ用紙を閲覧すると、ウイリーキングのスプリングは「C80mm」に属してるのでローダウンするなら「b70mm」か「a57mm」を取り付けると良い・・?

次はトルクツイストチェック!
走行前に車体を地面に向かって押さえ込みました。スプリングレートが上がった分、車体は沈みにくいです。これは期待できます。ちなみにパープルのスプリングは「ノーマルスプリング+ダンパー用スペーサー」と、ほぼ同等の反発力だと思います。
では実走。
スプリングが硬くなった分、スタート発進時のトルクツイスト動作量も軽減しました。その変化は、ウイリーにも表れました。トルクツイストによる車体の傾きが減少したため、左右フロントタイヤの持ち上がりの時間差も縮小され、ウイリーの見栄えが少し綺麗になりました。今までなら、左フロントタイヤが上がってから、かなり遅れて右フロントタイヤが上がってきました。少々ブサイクだったので嬉しい誤算です。

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