サスペンション改良@

ウイリーキングの「サスペンション改良@」について紹介します。
BZモーターに交換してから、転倒が目立ちます。
このままではボディ割れそうです。屋根あたりが!転倒対策として、ローダウンすることにしました。

現在の状態
車高=約66mm
サスペンションのストローク=約27mm。
ショックシャフト(ノーマル)=61mm。

ローダウンと言っても、スプリングは現状のままです。
現在、スプリングスペーサーを外して、スプリング(パープル)を使用してるため、車体を持ち上げると、ショックシャフトの方が長すぎてスプリングが遊んでる箇所があります。そのため、ショックシャフトを短い物に交換し、スプリングの遊びをなくし、ストロークの範囲を強制的に狭くしローダウンします。

購入したのは
HPI製 ショックシャフト 3x42mm (2pcs) 型番=88133」です。
ウイリーキング純正ショックシャフトは「3×61mm」なので19mm短くなります。

ショックシャフト交換と同時にサスペンションのメンテをします。
京商製 X断面型Oリング(P3-ダンパー用)8ケ入 型番=ORG03X」購入。
これは「オイル漏れが少ない!」と有名なので購入しました。なお、X断面型Oリングには「透明」と「オレンジ色」の2種類のOリングがあります。今回購入した「透明」はシャフトがスムーズに動くという特長があります。そして「オレンジ色」は、より漏れにくい&耐久性が高いのが特長です。

↑ 上=42mm 下=61mm(純正ショックシャフト) ↑
ショックシャフト&Oリング交換完了。


オイルも新調。
京商製 シリコンオイル(40cc) #200 型番=SIL0200」に交換。
一度、ここでスプリング無しの状態でダンパーの動作確認をしました。
今までの普通のOリングとは別格ということが分かりました。とにかくスムーズです。純正のOリングはちょこちょこひっかかるのに対して、購入したX断面型Oリングは非常になめらか。これで走行してオイル漏れがなければ最高です!

元通りに組み完成しました。
車高は59mmになりました。
サスペンションのストロークは21mmになりました。

車高は思ってたより下がりませんでした。それほど遊びが大きかったということですね。とは言え、ショックシャフト自体は19mmも短くなっているのでダンパーは常時伸びきった状態になり、ダンパー全体のテンションも上がり、トルクツイスト防止にも役立ちそうです。

走行の感想。
ショックシャフト交換前はコロコロ転げまわるような感じでしたが、交換後は転倒する確立が50%位減りました。しかし、ちょっとでも攻めたコーナーリングをすると即転倒します。油断大敵です!

オイル漏れの結果
X断面型Oリング」を取り付けた下側からは全く漏れません。ですが、今度は上側のダンパーキャップから漏れてきます。上側のOリングは「S10」という大きさなので店頭でも見たことがありません。HPI公式オンランショップで購入しようかな!?しかし、交換しても樹脂のオイルダンパーなので、やっぱり漏れそうな気もします・・・。

今回、サスペンション改良にあたり下記の工具も買いました。
タミヤ製 2mmEリングセッター」 Eリング脱着を簡単にする工具です。

裏面は、上記の説明が記載されています。

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