※結果は失敗に終わりました。
しかし、経緯の詳細をお伝えすることで今後の改造のお役に立てると思います。 |
このページではCAUL(カウル)のモ−ター交換を実行したいと思います。まず、初めに無改造時のスピードチェックをします。タミヤのスピードチェッカーの出番です。分かりにくいですが「最高速度3キロ」と表示されています。電池は100円ショップの充電電池を使用しました。 |
用意したものは、
・CAUL(カウル)NSX-R
・改造済タミヤ製トルクチューンモーター
(カーボンブラシ仕様)
・半田こて(画像 左)
・半田(画像 真ん中)
・半田吸い取り腺(画像 右)
半田吸い取り腺は、ティッシュが水を吸収するように熱した半田を吸収します。かなり便利です。 |
フロントホイールを取り付けないまま、シャーシカバーを外すとステアリングの棒が「ポロッ」と、取れます。これは、棒が固定されていないのでこのような状態になります。管理人の場合は「どのようにして付いてたの?」と、困りました。ステアリングの棒と、「にらめっこ」すること数分、直りました。正常時のスリアリング付近の拡大画像を撮りました。よかったら、参考にしてください。
ステアリングの棒の直し方
@ステアリングの棒の向き(表・裏)に注意してください。
Aフロントホイールを両方付けてください。
Bシャーシカバーを付けてください。
C試運転してください。
多分、ステアリングは正常に機能すると思います。 |
では、モーター交換の紹介に戻ります。
基板は思ったり小さいですね。130モーターが大きく見えます。
モーターの上には「104コンデンサー」が付いてます。橙色の端子です。104コンデンサーとは、別名「ノイズキラーコンデンサー」とも呼ばれています。役割は、モーターから発生したノイズを吸収するものです。ノーコン防止に役立ちます。そうとうな理由がない限り、ノイズキラーコンデンサーは付けたままの方が良いです。
モーター、外しました。
基板とモーターを繋ぐ配線は、かなり細いです。触りすぎると即切れます。管理人は配線を交換しました。 |
では、交換第1弾として
「板ブラシとカーボンブラシ」のページで紹介したタミヤ製トルクチューンモーターのカーボンブラシ仕様(以後TTカーボン仕様と明記)を付けます。
はい、完成。
ギヤ・タイヤなどを付けないまま、動作チェック。全く動きません。
1秒も経たず、基板が焼けることは考えにくいので「配腺がきれているのかな?」と思いましたが切れていません。ノーマルモーターに戻すと動きます。 |
次にタミヤ製ハイパーダッシュモーター2のカーボンブラシ仕様(以後HD2カーボン仕様と明記)を付けました。やっぱり、動きません。
さらにタイヨーの旧ラジカンのモーターを装着。動きました。ちなみに旧ラジカンのモーターは元々カーボンブラシ仕様です。
もう1個、メーカー不明のノーマルモ−ターがあったので付けてみました。廻ります。
動かなかった「TTカーボン仕様」と「HD2カーボン仕様」のモーター自体をチェックするため、ミニ四駆同様、電池2本を直結して、動作確認。正常に回転します。
中間結果を纏めると、
@消費電流が1.200mAh以上のモーターは廻らない。(モーターに対して、電流不足のため、電力も不足でモーターは廻らないと推定。
ちなみに電力を求める公式は、
電力P(W)=電圧E(V)×電流 I (A) です。
()内は単位です。
Aブラシの種類は関係なし。 |
ダメ元で、新品のタミヤ製モーターを用意。
・トルクチューンモーター
・アトミックチューンモーター
を付けてみました。
やはり、ダメです。廻りません。管理人はトルクチューンやアトミックチューンより、
消費電流が低い(低燃費)モーターを知りません。そのため、モーターを交換を断念します。
最終実験後の感想
モーター交換には、基板のトランジスタ交換が必要と感じました。 |
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