購入後の感想


販売開始から約三ヶ月、
DRIFT PACKAGE LIGHT (ドリフトパッケージライト) 購入しました。
車種は「マツダ RX-7 FD3S」です。迷うことなく、この車種を購入しました。

特に大きめサイズのリアウイングが素敵です!

車種は最高ですが、欠点もあります。
それはボディーの塗装です。初めて見た時、白色と黒色の「絵の具」でベタ塗り後、クリアーで艶だし?と、思いました。今まで所持したラジコンとは全く違う塗装です。塗料が違うのか?塗装の工程が違うのか?詳細不明ですが、あまり好きになれない塗装です。


(↑ヘッドライト裏側↑)
そして、もうひとつの外観パーツのホイールの出来上がりは、ボディーとは反して、かなり上々の仕上がりです。とても綺麗なメッキ加工が施されています。こちらは文句なしの輝きです!ホイールの仕上がりが良いだけにボディー塗装が哀しく感じます。ボディー塗装の仕様を変更するだけでドリパケライトの総合評価は飛躍的に向上するだろうと思いました。

・ヘッドライトについて。
ボディを見ると、LED用(電飾)の取り付け穴があるように見えますが、真ん中が透明で廻りが白く塗装されてるだけでした。そのため、LEDを取り付けるには「穴あけ作業」が必要です。分かりやすいように裏側からも撮影しました。

・前後サスペンションなし
少しの間、気づきませんでしたが前後のサスペンションがありません。エアロRCでも簡易的なフロントサスペンションがあるのにドリパケライトは「前後サスペンションなし」です。今時、サスペンションがないトイラジの方が珍しいかもしれませんね。

・電池の搭載位置について。
ドリパケライトの車体用電池は単4電池3本仕様です。購入前まではシャーシ裏側に電池3本設置するだろうと思っていましたが、なんと、シャーシ側面に「左右振り分け方式」でした。

3本のため、
左に1本、右が2本になります。さらに、走行中に電池が外れないようにフックまであります。しかし、このフック、脱着にドライバーが必要です。フックがなくても走行中に電池が外れることはありません。なお、電池交換の際にはボディも外す必要があります。

・画像について
右側は、フック有り、
左側は、フック無し

(↑シャーシ表側↑    ↑シャーシ裏側↑)
・デフについて。
シャーシ裏側のカバーを外すと、フロントにはフロントワンウェイ、リアにはリジットデフが見えます。そして、デフの間にステアリング用のモーター(画像では上)駆動系モーター(画像では下)があります。車体中心部にステアリングと駆動系のモーターがあるトイラジを初めて見ました。


・バックについて。
@フロントワンウェイを搭載してるため、
バックは後輪2駆でおこないます。
Aドリフトタイヤを装着してるため、
グリップ力は低いです。
上記の理由で、
バックについては、「ゆっくりなバック」になります。
(当たり前のことですが、一応記載。)



・3チャンネルについて。
車体側と送信機側に「A・B・C」の3つのチャンネルスイッチがあります。これのおかげで同じ周波数(27MHz)でも3台同時走行が可能です。これはかなり嬉しいシステムです。



・ブレーキシステムについて。
ドリパケライトのブレーキシステムは、かなり変わっています。

話が少し変わりますが、
ホビラジの(タミヤTT-01や1/10ドリパケなど)ブレーキシステムについて説明します。ホビラジのブレーキシステムは前進中に急遽、送信機のレバーを後進に入れるとブレーキがかかります。そして、レバーを一度、ニュートラルに戻し、再び後進に入れるとバックします。

ドリパケライトの場合は、
前進中に急遽、送信機のレバーを後進に入れるとブレーキがかかります。そして、引き続きレバーを後進のままにすると、0.5秒後にバックします。(説明書記載。)

もし、ホビラジみたいに
ブレーキ後、レバーをニュートラルに戻した直後に時間を空けずに後進レバーを入れた場合は、再びブレーキがかかりバックできません。そのため、ブレーキ後、レバーをニュートラルに戻した場合はニュートラルから後進レバーの入力までの時間を最低1秒間空けてください。そうすると、バック可能です。(なお、1秒とは管理人が試した時間で、説明書には記載されていません。)ドリパケライトのブレーキシステムはホビラジ感覚で操作すると、バックしにくいシステムです。

(ニュートラル時)

(右折時)
・ステアリングの切れ角について。
ドリパケライトのステアリングの切れ角は結構大きいです。そして、フロントワンウェイの効果もあり、狭い空間でも走行可能です。管理人の主観でありますが、各、広さについての感想です。

1畳 窮屈ですが遊べます。
2畳 ドリフトの練習に丁度良い大きさ。
3畳 のびのび遊べます。
6畳 コースを作って遊びましょう!

・ステアリングのロックについて。
管理人のドリパケライトは右側のステアリングだけロックします。車体を台の上に置き、(タイヤは浮いてる状態)送信機のレバーを左に廻すと、車体のステアリングは左に向きます。送信機のレバーをニュートラルにすると、車体のステアリングもニュートラルに戻ります。

しかし、右側は、
送信機のレバーを右に廻してた後、レバーをニュートラルに戻しても、車体側のステアリングは右に向いたままロックされています。走行してる場合は、ステアリングのロックは自然に解除されニュートルに戻ります。

台に置いた場合や車体を空中に浮かしてる場合のみに起こる現象です。片側だけロックする現象はとても気になるのでタカラトミーに問い合わせしました。

お客様相談室に
電話して、検品してもらうことになり、車体をタカラトミーさんに発送しました。数日後、タカラトミーさんより電話がありました。要点を記載します。

@走行中にステアリングが戻るなら、
問題なし
A若干ロックが固めなので、修理。
Bしかし、ロックすることには変わりなし。
この回答に唖然となりました。
てっきり、「ロックしなくなりました!」
と、回答をもらえると、
思ってただけにびっくりです。

そこで、下記のような質問をしました。
管理人
「この片側ロックは形成不良品ではなく、元々全商品、このような仕様でしょうか?」
タカラトミーさんの回答
「はい、そうです。」
管理人
「えぇ、マジで!?そうですか・・・・」と、いう感じです。

「全商品、このような仕様」と、返事を頂いたので納得するしかありませんでした。

予想外の結果ですが、
タカラトミーさんにはかなり丁寧な対応をしてもらいました。その後、丁寧な梱包で車体が
送られてきました。

若干ではありますが、
ロックが外れやすくなりました。しかし、ロックする現象は今も継続中。どうしようもないので
「気にしないようにしよう!」と決めました。

ドリパケライトは、
良い部分は非常に良くて、悪い部分は悪い。はっきりしてる車体です。でも、悪い部分は今後のマイナーチェンジで改善されると思います。

このドリパケライト、
「買いorおすすめしない」で答えるなら「買い」です!!

(箱)
スペック
使用電池
車体=単4電池3本 
送信機=単4電池2本
車体の大きさ=全長17×幅7×高さ5(単位はcm)
最小回転直径=約45cm(フローリングでの測定)

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