タイヤ交換@

ストリートジャム製 轟魁の
「タイヤ交換@」について紹介します。

前回の改造で、グリップ不足が露呈されたので、今回はグリップ力UPを目指します。
今回の課題は「ホイールハブ」です。
グリップ力UPを目指すなら、1/10用タイヤを使用するのが王道だと思います。
1/10用タイヤを使用するということは、1/10用ホイールを使用するということです。
1/10用ホイールを使用するということは、1/10用ホイールハブを使用するということです。

しか〜し、轟魁のシャーシと1/10用ハブに互換性はありません。
なので、ホイールハブを加工して取り付けるのが定番となっています。
綺麗に加工できるなら問題はないと思いますが、
管理人の場合、加工技術が未熟なため、ガッタガタのホイールハブになりそうです。
ガッタガタのホイールハブでは、グリップや直進性に影響が出ると思います。

なので、管理人は別のアプローチを考えてみました。
ホイールハブは轟魁の純正ホイールハブを使用する。
すると、必然的にホイールも轟魁純正ホイールとなる。
という訳で、タイヤのみ交換する手段を用います。

さっそくタイヤ探しです。
1/10普通サイズ(タミヤ TT-02タミヤ TA-06)のタイヤでは大きすぎるので、
タミヤのMシャーシ用のタイヤで互換性を確認します。

購入したタイヤは、
タミヤ 60D ファイバーモールドタイヤ・タイプB (2本) 型番=OP.1216
タミヤ Mシャーシ 60Dタイヤ用インナースポンジ・ハード4本セット 型番=OP.255

ファイバーモールドタイヤ・タイプBを選択した理由。
ファイバーモールドタイヤとは、アスファルトを走行する場合、
タミヤ製の中で一番グリップするタイヤのことです。

そして、AタイプとBタイプの2種類あります。
路面温度に合わせて、2種類のタイヤを使い分けます。(上記画像参考)

管理人の地域では、冬以外は気温20℃以上あると思うのでBタイプを選びました。
「60D ファイバーモールドタイヤ」に、
ラジアルタイヤが存在しないので、強制的にスリックタイヤとなりました。
「トラギーにスリックタイヤ!?う〜ん、合わないと思うが仕方がない・・。」

ちょっと謎。
タミヤの説明文には「走行時の路面の温度に合わせて・・」と記載があります。
なので、グラフは「グリップと路面温度」を示すグラフだと思っていましたが、
「気温」と記載されています。
気温と路面温度は別物ですよね!
「だったら、路面温度のグラフを記載した方が良いでは?」と思いました。
「でも、路面温度と気温では、気温の方が一般的のため、
 分かりやすく気温のグラフにしてくれたのかな??」とも思いました。
みなさん、このことについてどう思いますか?
現在、管理人の部屋は30℃。外の路面温度は何度位だろう??

本題に戻ります。
ストリートジャム製 ホイール 型番=58028」購入。
↑これは轟魁純正ホイールです。

開封して、インナースポンジ取り付け。

左側=タイヤは内側に設置  右側=タイヤは外側に設置
タイヤ履かせました。
「取り付け完了、ばっちり!」と思ったのですが、ちょっと問題発生。
タイヤの横幅がちょっと足りません。
そのため、タイヤをホイールの外側or内側、どちらに取り付けるか選択をしなければなりません。

@タイヤを内側にした場合
・ホイールが少し外に出るので、インチUPしたように大きく見える。
・トレッドが若干小さくなる。
 トレッドが狭くなっても、タイヤはシャーシに干渉しません。(未走行。)
・外側硬め&内側柔らかめのタイヤが出来上がる。
 詳細を述べると、
 轟魁純正ホイールはスポークが外側にあるため、外側が硬く、内側は少し柔らかいです。
 そして、タイヤはホイールより少し内側に食み出るため(シャーシ側に少し食み出る)
 「外側硬め&内側柔らかめのタイヤになります。」

Aタイヤを外側にした場合
・見ためは、いつもの轟魁タイヤホイールに近い。
 でも、内側から見ると突起物が有り、なんか変です。
・トレッドがかすかに大きくなる。(誤差範囲程度)
・外側ちょっと柔らかめ&内側ちょっと硬めのタイヤが出来上がる。

タイヤの背比べ。
轟魁タイヤホイールはイボが消耗してる分、少し低いです。

タイヤ&ホイール接着完了。
瞬間接着剤が結構食み出しましたが気にしません!
タイヤの取り付け位置は4本とも内側にしました。
最大の決め手は「外側が硬い!」です。
タイヤの直径を測ると59mmでした。

工具は、
タミヤ タイヤ接着アダプター 型番= OP.338
タミヤ 瞬間接着剤(ゴムタイヤ用) 型番=OP.339
タミヤ マイクロノズル(10本) 型番=OP.580
を使用しました。

ホイールナットも新調しました。
イーグル製 軽量アルミナイロン3mmナット(フランジ付)型番=2598-070
轟魁ボディ色に併せて、赤色をチョイス。

タイヤホイールをシャーシに取り付けました。
スリックタイヤなので、違和感あります。
机の上でシャーシを前後ではなく左右に動かすと、かなりグリップしてるので期待できます!

さて、実走行です。
結果=ダメダメでした。

全体のグリップ向上は良いことですが、フロントタイヤは食いすぎです。
そのため、転倒率が非常に高いです!
転倒を恐れてスロットルをまともに開くことができません。
曲がる時もドキドキものです!

今までは、何でもかんでもスピンでしたが、現在は何でもかんでも転倒です。
あまりにも転倒するので、ステアリングトリムD/Rを50%位に絞りました。それでも転倒連発。
なら、30%位どうだ!ダメです。まだ転倒。
最小でどうだ!転倒率がマシになりましたが、これでも転倒続発。もうダメっぽー(諦め)。
(※動画は、ステアリングを最小近くまで絞っています。)

転倒しない時のコーナーリングを観察すると、
フロントタイヤはコーナーを跳ねながら、曲がっていることに気づきました。
グリップしてるというより、路面に引っかかる(つまずく)にようなコーナーリングです。

サイドウォールが硬すぎて、路面に引っかかっている?
それとも、ホイール外側の突起部分が路面に引っかかっている?
フロントのタイヤ内側取り付けは失敗!?

原因はともあれ、フロントのタイヤ交換は必須です。
サイドウォールの硬さについても検討の余地ありです!。
(今回作成したタイヤは、轟魁純正タイヤホイールや
 タミヤ1/10用(TT01用)ファイバーモールドタイヤと比較して、
 サイドウォール&路面設置面ががかなり硬い状態です。)
今後のタイヤについて、ちょっと考えます。

ラジコン改造工場に戻る