モーター交換@

はたらく車シリーズ緊急車両の「モーター交換@」について紹介します。

めざせ!「タミヤ製 ウルトラダッシュモーター」搭載です。

現在のリアの状態は配線を太くしただけです。
上部カバーを外しました。
「あれ、カウンターギヤが無い!」ピニオンとスパーだけです。トイラジにしては珍しい。
ギヤ比確認のため、ピニオン&スパーの歯数を調べます。
ピニオン=8T ギヤデフ=36T ギヤ比36÷8=4.5 
「超ハイギヤ!やりすぎ〜。」

ではウルトラダッシュ搭載の速度チェックです。
「35キロ」です。回転音は「ギュイン、ギュイン」鳴っています。
では実走行。超トロトロ。最悪な加速です。
「エネループが悪い?」と思い、未開封新品のアルカリ電池に交換しました。
結果、変化せず悪いままです。(電池が悪い訳ではないので再度エネループに戻します。)
そして、スプリントダッシュモーターに交換しました。

スプリントダッシュの速度も「35キロ」です。
実走行の加速はちょっと良くなりましたが、依然ノーマル以下の加速です。
低回転モーター化(消費電流減)で加速が上がるのなら、
電力不足やIC不足しか考えられません。以前の瞬足バギーと同じ現象です。
ギヤ比=4.5ということも考慮するなら、瞬足バギーより手強いかも!?
当然のことながらギヤ比変更不可。

次に用意したのは、
タミヤ製 トルクチューンモーター ITEM=15134
タミヤ製 ハイパーダッシュ2モーター ITEM=15256

トルクチューンで速度チェック。
「32キロ」です。
正直スピードチェッカー上の最高速はどうでも良くなってきました。
超ハイギヤなので、速度は出て当たり前です。
それより実走行の加速と最高速が重要です。
実走行すると、
スタート発進時(0〜50cm付近)の加速はノーマルモーターとほぼ同等ですが、
50cm以上進むとトルクチューンの性能が発揮され結構速くなります。
このモーター、シャーシとの相性よさそうです。
厳しい目で見るとスタートの発進が少し気になりますが、
それでも今までで一番良い結果です。
次はハイパーダッシュ2モーターで速度チェック。

ハイパーダッシュ2モーターの速度は「33キロ」でした。
実走行の加速はトルクチューンより悪くなりました。

4つのモーターを試したことにより、
このシャーシはモーターの回転数に依存しにくいシャーシと思いました。
最高速はハイギヤで出して、モーターと電池でトルクを稼くような仕様に思えます。
そして「トルクチューン+5セル化」することにより本領発揮するシャーシと推測しました。

電池増設について。
電池ボックス内のしきりを切除すると、
単四×5本は可能ですが、電池ボックス内の加工はしたくありません。
よって今回は電池の増設を見送ります。
さて、搭載モーターが決まったのでモーターを改造します。

用意した物は、
スクワット製 カーボンブラシ ミニッツモーター用 2個入り 型番=S419」です。

モーター缶を開き、ブラシ交換して、元通りに組み立てると作業完了です。
ピニオンは他社製品を利用しました。特に意味はありません。

トルクチューンモーターカーボンブラシ化でも速度チェックしました。
そして10分ほど室内走行しました。(広さ=4.5畳)
トランジスタは少し温かくなりましたが特に問題なし。
※最高速から考慮すると、トランジスタの耐久度調査をするなら、
できれば10畳以上の広さで走行するのが一番良さそうな感じです。

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