フルベアリング仕様

ミニッツAWDのフルベアリング仕様について紹介します。
改造第1弾は「フルベアリング仕様」です。
ミニッツAWDのモーターは車体から一部「むき出し状態」です。そして、電池1セット走行後、モーターは激熱です!上記のことを忘れ、不用意に車体を持つと熱い歓迎を受けます。そのため駆動系の抵抗を減らし、回転をスムーズにして、少しでもモーターの発熱を抑えたいと思います。

では、ベアリング探し開始!
ベアリング販売各社を閲覧してると不思議なことを知りました。それはベアリングの個数が「10個仕様」と「14個仕様」の2パターンあることです。ちなみにミニッツの生みの親である京商は「10個仕様」です。京商公式HPを閲覧すると「MA-010 シャシーセット フルベアリング仕様」のページにオプションのベアリングセット(10個仕様)を標準装備して「フルベアリング仕様」と記載されています。そして、他社のオプションパーツメーカーのHPを閲覧すると「14個仕様」で「フルベアリング仕様」と記載。ベアリングの個数が違うのに「10個仕様」「14個仕様」共に「フルベアリング仕様」と記載してる意味がわかりません。
調べた結果、下記のことが解りました。
ミニッツAWDには元々4つのベアリングが標準装備されています。(ベアリングの配置場所はフロントデフに2個、リアデフに2個。)その4つのベアリングを残し、プラメタル10個(プラスチック製のワッカのことです。)をベアリング10個に交換すると、「4+10=合計14個」で「フルベアリング仕様」となるみたいです。「14個仕様」の場合は、元々あるベアリングも外して、全部交換することで「フルベアリング仕様」と呼ぶみたいです。なので「4+10個仕様」「14個仕様」でも最終的に「フルベアリング仕様の車体」となります。

謎は解明したので、次はベアリングのタイプ選択です。
ベアリングには「オープンタイプ」と「シールドタイプ」があります。ミニモンの時、ほこりが入りにくい「シールドタイプ」を選択し大満足だったので今回も「シールドタイプ」に決定しました。ちなみに標準装備のデフ用のベアリングも「シールドタイプ」となります。残すはメーカーの選択です。

ベアリングと言えば・・・・、
「スクワット!」と思いだしました。
そして、「スクワット製 K054 京商 ミニッツAWD 」と出会いました。しかし、タイプの記載は一切なし。そのため、スクワットに問い合わせ。すると、「ご指定の商品はシールド付きです」との返信をもらい、即購入しました。ちなみに、この商品は「10個仕様」のベアリングです。

では、ベアリングに交換実行。
ベアリング交換箇所はナックル8箇所、センターシャフト2箇所の計10箇所です。詳細を述べると、ナックルはフロントに2個、リアに2個の計4個あります。そして、ナックル1個に対してベアリングを2個使用します。ナックル外側のベアリングは簡単に入ります。ナックル内側は比較的入りにくいです。そのため、均等に「力」が入る平面状の棒の使用をお勧めします。(例 ボールペンのフタ部分、マジックのフタ部分、ドライバーの取っ手側など)ゆっくり押し込んでください。

次はセンターシャフトです。
本来センターシャフトの外し方は基盤上部カバーを取り、基盤を外して、と、続いていくみたいで大変そうです。そのため、管理人はリアデフユニットを外した状態でセンターシャフトを引っこ抜く方法を選択しました。本来のやり方での作業時間が不明ため比較できませんが、このやり方はかなり効率が良いと思います。
「スクワット製 K054 京商 ミニッツAWD」取り付けイメージ状態

(↑フロント側)

(↑リア側)
センターシャフト用のベアリングは簡単に組み込めます。

後は元通りにシャーシを組立てると完成です。
では動作チェックです。まずは手でタイヤを廻しました。スムーズに廻っています。次はKT-18(送信機)を用いて動作チェック。序々にスロットルを開きました。問題なく回転しています。そして、スロットルを抜くと4輪同時に止まりました。完璧な動作です!これで動作チェック終了です。

最後は速度チェックです。何キロになるか楽しみです。
結果は「21キロ」です。ベアリング装着前と比較して「3キロ」UPしました。ノーマルモーターのまま「20キロ」オーバー、凄すぎです!!

今回、取り付けたベアリング「スクワット製 K054 京商 ミニッツAWD」で驚異的な性能UPを果たせました。そして、駆動系が軽くなることでモーターへの負荷も軽減し、いいこと尽くめです。購入して大正解!お気に入りのメーカーが一つ増えました。

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