デフロック

ミニッツAWDの
デフロックについて紹介します。

ミニッツAWDはデフギア標準搭載のため、小回りが効き、室内でも楽しく遊べるという長所があります。しかし、短所もあります。デフギアは負荷の低い方に動力を多く伝えるという欠点があります。そのため、片方のタイヤが一瞬でも浮いてしまった場合(コーナーリング中・段差・溝など。)、浮いてるタイヤに大半の動力を送り、タイヤが空転します。そして、地面と接触にしてるタイヤには、ほとんど動力を送らないため、タイヤは廻りません。その結果、推進力低下により前へ進みにくくなり、ドリフトの飛距離に影響します。デフロックをすることで左右のタイヤが直列状態となり、均等に動力を伝えます。このことで、例え片方のタイヤが浮いても、もう片方のタイヤは推進力を得てる状態なので、ぐいぐい前に進んでいきます。そして、より飛距離が出るドリフトが可能になります。

デフギアの状態からデフをロック(デフロック)するには、デフ内部に詰め物をする必要があります。デフギアを2度と分解しない場合は瞬間接着剤でもOKです。管理人は瞬間接着剤に心理的な抵抗があったため、前者の詰め物に決定しました。購入したのは「100均ショップのねりけし」です。

では、デフギヤを取り出します。リアカバーを外すと、ホコリが溜まっていたので掃除しました。
デフギヤを取り出しました。
次はデフギヤを分解します。そして、内部に適量のネリ消しを詰めます。

リアカバーを取り付け。そして、最後は手でタイヤを廻して動作チェックします。片方のタイヤを廻した時、もう片方のタイヤが同一方向に回転すると正常にデフロックされています。そして、上記のような作業をしなくても、デフロック状態のギヤである「 京商製 MDW024 ミニッツAWD用 リジットアクスル 」が販売されています。

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