フルベアリング仕様

ミニッツMR-03の「フルベアリング仕様」を紹介します。

定番の改造と言うべき「フルベアリング仕様」。
まず、交換する前に「タミヤ製 ミニ四駆用スピードチェッカー」で現状の速度を測定します。一見、測定できるように見えますが実際は測定不可能です。スピードチェッカーは中央のローラーを回転させることにより速度を測定します。そのため、この状態では中央のローラーが廻らないため測定不可能です。

スペック
ボディ=エンツォフェラーリ テストカー(ブラック) 型番MZX201TB
リアタイヤ=京商製 ワイドタイヤセット(20°)型番=MZW17-20
電池=ソニー製 サイクルエナジーブルー NH-AAA-4BKA
その他のパーツは純正ノーマルパーツです。

ボディ外しました。シャーシの状態でも中央のローラーにタイヤが載りません。そのため、測定不可能です。フロントのボディマウントがとても邪魔です。

ボディマウントを外す前に、スピードチェッカーのストッパー(青色の脱線防止壁)を手前に収容してみました。すると、リアタイヤが中央のローラーに載りました。
では測定開始。結果は「21キロ」です。いつもながら気持ちの良い走りっぷりです。

ストッパーを収容する方法なら、ボディ付きでも測定可能でした。

走行データを採取したので、「フルベアリング仕様」に変更します。
今回購入したベアリングは「イーグル製 ボールベアリングセット:京商MINI-Z 」です。パッケージにはMR03の記載はありませんがMR03に使用可能です。製造メーカーのイーグルに直接聞きました。そして、公式HPでは商品名「#1615 SP京商ミニッツ用ベアリングセット\1.280」と紹介されています。パッケージと公式HP商品名が統一されていないため、分かりにくいです。商品名は統一してもらいたいです!
交換場所はフロントホイールの内側&外側4個、モーターマウントに2個、右リアホイール外側に1個の合計7個です。左リアホイールに入ってる物は純正ノーマルパーツのプラメタルです。

交換後の速度は「23キロ」でした。
速度は「2キロUP」で満足していますが、フロントのベアリングについては満足していません。純正プラメタルの時にフロントタイヤホイールを手で廻すと最大5秒前後廻りました。そしてベアリング交換後、同じように廻してみました。すると、純正プラメタル同様最大5秒位しか廻りません。以前所持してたミニッツモンスター(ベアリングはイーグル製を使用)のように30秒位回転すると思ってたので残念な結果です。試しにベアリングの外側と内側を交換したり、左右で交換したり、ホイールナットがない状態で試しました。しかし、結果は変わらず。あと、考えられる原因は室内温度!?現在、室内温度12度です。そのため、ベアリング内のグリスが冷えて廻りにくい!?夏になるとスムーズに廻る?謎です・・・。

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