ボールデフのメンテナス

ミニッツMR-03の
「ボールデフのメンテナス」について紹介します。
ボールデフの洗浄のきっかけは、「走行音がうるさい!」ことでした。
新品ボールデフ&デルリン製ピニオンギヤ8T取り付け当初は、とても静かな走行音でした。しかし、次第に走行音は大きくなっていきました。前回モーター交換時、ピニオンギヤ9Tに変更(新品)したのですが、若干静かになっただけで納得いくものではありませんでした。そのため、走行音静寂化&ボールデフの洗浄の意味を込めて、メンテンスします。

まず、分解です。
橙色のOリング左横の青のギザギザ(デフ調整時、Lレンチを指すパーツ)を時計の逆まわりに廻して外しました。その後、一番右のEリングを外しました。(Eリングは精密ドライバーの一番小さなマイナスドライバーでひっかけて外しました。)外すと、ボールデフはバラバラになります。

次は、パーツの洗浄です。
京商製 チームオリオン モータークリーナー 型番=41702 」で洗浄します。分解したパーツを100均で購入したチャック付きビニール袋に入れて、モータークリーナーを注入。数分間、浸しました。※チャックは若干開いた状態で放置。半開きの理由は、モータークリーナーが気化すると体積が増えます。チャックを閉じたままで放置すると、袋が破裂する可能性があるためです。

 ↑ 洗浄後 ↑
Oリングとベアリングは洗浄していません。Oリングはゴム製のため、ベアリングは現時点でシールドの外し方がわからなかったためです。ゴリゴリの状態ではないので「ま、いっかな!?」という感じで洗浄しませんでした。全体的に汚れは取れましたが、スパーギヤは完全に洗浄することはできませんでした。歯ブラシなどで磨いた方がよいかもしれませんね。

後は、元通りに組み立てるだけです。
この時、失敗したことは組み立て方を全く覚えてなかったことです。管理人みたいにならないよう、分解前にボールデフの状態で撮影しとくことをオススメします。まぁ、撮影してなくてもボールデフ説明書を見ると、組み立て方は記載されています。ボールデフの説明書には、組み立て時の注意事項が記載されていますので、必ず目を通しておくことをおすすめします。

ボールデフ組み立てと同時にパーツ交換もします。交換する物は下記の物です。

京商製 R246 ボールデフプレート ラップ研磨仕様 型番=R246-1231 」です。

イーグル製 G5 セラミックボール 3/32 12個入り 型番=2894 」です。

京商製 スパーギヤ(ボールデフ用) 型番=MZW206-1 」です。

京商製 R246 ボールデフグリス 型番=R246-1021 」です。

京商製 シリコンOリング(P4/オレンジ)10入 型番=ORG04 」です。

スパーギヤに、たっぷりボールデフグリスを注入しました。
組み立て後(車体取り付け前)、手でボールデフを廻しました。廻すと、余計なグリスは外に出てきます。外に出てきたグリスは、綿棒を使用するとふき取りやすいです。後は、ボールデフ購入時みたいに車体に取り付け、ボールデフの調整をおこないます。

ボールデフ、取り付け完了!
スパーギヤが黒になり車体の統一感UPしました!!で、当初の目的である走行音静寂化についてはあまり効果はなく、今でも若干大きめの走行音です。ピニオンギヤ9T仕様はうるさくて普通なのでしょうか?う〜ん、残念・・・。

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