このページでは、ラジカンのモーター交換について紹介します。 |
まず、モーター交換にはモーターユニットを外さなければなりません。モーターユニットは左右のホイルを片手で挟むように持ち、手前にひっぱれると取れます。モーターユニットを開くと、モーターやギヤなど見えます。モーターのピニオンギヤは、真ちゅうピニオンギヤです。ピニオンギヤとはモーターに付けるギヤです。
真ちゅうピニオンとは厄介な物がついています。真ちゅうピニオンは頑丈ですが普通のやり方では外せないという悪い点もあります。専用工具が販売してるくらいにピニオンが固く抜けません。管理人は1度、違う車種でトンカチとペンチを使用して外したことがありますが、モーターがボコボコになったので今回は諦めます。
さて、交換するモーターはタミヤ製ミニ四駆モーターを使用します。 |
そして、ピニオンギヤもタミヤ製の「GP289ラジ四駆 8Tピニオンギヤ(真ちゅう/プラスチック・各4個セット)150円」
を代用します。真ちゅうとプラスチックのギヤがありますが、脱着可能なプラスチックをおすすめします。
ラジカンのピニオンギヤもラジ四駆のピニオンギヤも同じ8Tなのでギヤ比も同じになるため、純粋にモーターの差を測定できます。ちなみに「8T」とは、ピニオンギヤの「ギザギザ」の数です。ギザギザが8山あるから「8T」です。ギザギザが増えることにより、高速ギヤになり最高速UPが可能です。しかし、加速は悪くなります。
・モーター交換の注意事項
モーターのピニオンギヤ装着は簡単にできます。しかし、モーターをモーターユニットのカバーに組み込む作業は慎重にしてください。強引にすると、カバー割れます。 |
(↑ノーマルモーター)
では、スピードチェックです。
タミヤのスピードチェッカーで測定です。
設定は下記のとおりです。
車種=
「湾岸ミッドナイト スカイライン R-32 GTR」
使用電池=三洋エネループ
タイヤ=ミニッツ用ハイグリップタイヤ20°
ちなみにノーマルモーター時で「8キロ」です。 |
(↑ハイパーダッシュモーター2)
まず、モーター交換1発目は、タミヤ製ハイパーダッシュモーター2です。(以後、HD2)このモーターの缶は、とても光沢があり綺麗です。そして、エンドベルが赤色。外見は、一番好きなモ−ターです。速度は「12キロ」表示。2桁に突入。気分上々です。 |
(↑パワーダッシュモーター)
次は、
タミヤ製パワーダッシュモーターです。(以後PD)速度は「15キロ」です。いい感じです。
最終実験として、実走してみたいと思います。モーター交換で1番大切なのは速度UPではなくモーター交換後、実走して基板が焼けないかの確認です。スピードチェッカーに載せてる実験中では、走行時間が数秒、そしてローラー上を走るので基板に負荷がかかりにくいです。そのため、実走して負荷がかかってる状態で基板が焼けないか、チェックが必要です。
では、PDの状態で電池が尽きるまで走ってみます。場所は4.5畳洋室です。
モーターを交換したため、30分位走行したら、電池が切れるだろうと思ってましたが、30分経過しても元気です。そして、40分、50分、とうとう1時間経過しました。予想外です。そして、電池が切れるまでの走行時間は「1時間12分」でした。さすがに連続走行は疲れました。
もちろん、基板は焼けてません。 |
今回、タミヤ製プラズマダッシュモーター(以後、PLD)のテストは行いませんでした。理由は基板の限界を感じたためです。PLDの消費電流は4.100mA、PDは2.500mA、差1.600mAです。PDでも「基板、焼けるかも?」と思っていた状態でさらに.600mA増加です。交換しても基板焼けるだけ!?さらにPLD交換成功例を聞いたことがないためです。ご了承ください。 |
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